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ヨガとからだとこころのブログ

自然療法講演会

 
 
自然療法家、東城百合子先生と息子さんの五来純先生の講演会へ行って参りました。
 

東城先生は、御年90歳。
 
その力強い声には驚きます。
 
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横浜で開催、横浜開港記念会館にて。
大きい会場でした。
 
建物はヨーロッパ調。
中は教会を思わせるような雰囲気でした。
 
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天井が高い。2階席もある。
 
 
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本来は定価で販売されている冊子が無料で配布されました。
そこから、お気持ちが伝わります。
 
 
 
このブログをたち上げたのも、東城先生のお言葉がきっかけで始めました。
とてもご縁を感じます。
私個人の勝手ですが。

こちら、以前のブログより。初投稿。
 
 
ヨガを学びつつ様々な身体論、身体観、動作も学びつつ、体とともに食も大事であると痛感しております。
 
健康でいること、心身すこやかに過ごすために体を動かすことは大切ですが、もし体を動かしてなかったとしても、何らかの事情で体を動かせなかったとしても、ひとは食べなければ、死にます。
食と、呼吸。
これなしには、いのちはありません。
簡単で、シンプルです。
 
 
いくら体を動かしていても、心と食がきちんとしていなければ、健康から遠ざかります。
もし医療や、薬から離れることを望まれるのなら、食は切っても切れない関係にあります。
ここでは、現代医学のすばらしい英知や進歩については、世に知られていることですので述べません。
私は、生活の中にある、身近なこと、自然のいのちや、食の大切さについて、学びお伝えしたいと思います。
 
 
 
1946年、終戦の年。
戦前と、戦後を経験された方が一代目だとすると、私はその子どもの子どもにあたりますので三代目ということになります。
祖父は、戦争について一言も語ることはしませんでした。(今は介護のデイサービスにお世話になっています)
辛い経験を語るひとと語らないひと。
祖父は後者でした。
 
 
東城先生は、食のこと、自然のいのちのこと、それは生き方であり、姿勢であり、文化であり、心であり、家族の調和、さらには日本の平和、今の日本の憂いと寂しさには、そういった日本の失われたものがある、と戦前と戦後の日本の歴史についてお話されます。
義務教育では教わらないことです。
戦争によって失われたものは、文化など日本の心ともいえるもの。
経済発展を優先した代償なのかもしれません。
 
 
 
お言葉は、常に力強く、「病気になったのは、根性が曲がっているからよ」「心根がからっぽで、根が育たないから、今のひとは精神病になる」「女性は理屈ばっかり。理屈は男性のもの。女性は愛情なのよ。」
ほか厳しいお言葉の嵐。
会場は、思わず笑いが起きますが、先生は「本当よ。笑いごとじゃないのよ」と、おっしゃっていました。
 愛ゆえの叱咤激励です。
 
 
私の師の師。
沖正弘先生にどことなく雰囲気が似てらっしゃるな、と思いました。
沖先生がご存命であれば同い年です。
丹田に力が入っている、肚が坐ってる、というのがお話されるお姿からひしひしと伝わります。
 
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様々な薬草も展示されていました。
 
 
 
自然療法は特効薬的なものではなくて、いのちそのもの。
体の中に入ってから、どうなるのか、というところを重要視します。
血を飲めば、そのまま血になるのではななく、いのちは体の中で変化します。
生きているものを食べないと、いのちになりません。
生きているものとは、自然のいのちです。
 
 
数値の結果だけみていてはいのちはわかりません。
添加物、人工物で、体や心は育まれません。
そこには、いのちがないからです。




具体的な食についての事は、今後も少しずつお伝えしたいと思います。
大切なことは、知識や理屈の頭の理解だけでなく、心と体で分かることです。







《2015.8.8現在*追加記述しました。》
東城百合子 自然療法 講演会 2015」で検索すると、トップヒットで出てくるようで、大変、恐縮です。
東城先生は、サイトでの宣伝、告知は一切なさらず、口コミ、出版されている【月刊誌 あなたと健康】だけで、今日、自然療法を多くの方々へお伝えされてきました。
未熟者ではありますが、私も、食と自然について先生や助手の先生方から、ほんの数度の機会ではありますが、多くを学ばせて頂いております。
先生のご意向や、そういった経緯もございますので、こちらで多くを語ることは出来ませんが、月に一度の月例会や、料理教室の体験など、どんな方でも窓口は広く開かれている、ということを感じます。
料理教室の参加者も今のところ、未だ定員に空きがある曜日もあるようです。
あなたと健康社】が、教室でもあり、販売、出版・編集、事務所です。
こちらのブログをご覧になられた方が、ご自身や家族、大切な方の体や心を思い、健康に笑顔になられる事を願い、ここに書き留めます。