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ヨガとからだとこころのブログ

砂療法

先日、砂浴をしてきました。

ちゃんと言うと、砂療法。


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これです。↑『自然療法/東城百合子著』より。


何だか、Facebookだと海へ遊びに行って、ノリでやってるように見えますが(笑)、違いますよ〜!

私のキャラがそうさせてしまうのか。。仕方ない。


砂療法という、自然療法で、自然の力で、あらゆる体にたまった公害や毒素、病気の元となっているものを砂の有効菌によって排出するものです。

砂療法についてレクチャーして下さるということで、何にでも興味、関心、好奇心、冒険心が出てしまう性分から、参加させていただくことに合いなりました。


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こちらのパラソル、↑傘が並んでるのが、皆、砂浴してる人たち。

ちなみに、私は、手前の番傘。


何となく、テレビとか、想像で砂浴場みたいなのがあって体にいいんだよね〜、あったまるからいいんでしょ?ぐらいの知識しかなかったのが、砂浴後、体で、そして帰ってから、もう一度、砂療法のページに目を通した時に(行く前に予習しましょう。)驚き、砂の威力はすごい、と、自然ってよくできてるな〜、いかされてるなー、と思いました。


今回、初めてだったので2時間程。ちょっと休みながら、水飲んだり、少し出たり。

そういう砂浴の場所があるのではなくて、ふつうの海岸で自分で掘って砂に入ります。

実感としては、

肌がサラサラになってベタつかない。

体が軽い。

食べるものが、お菓子とか甘いものとか、コンビニで売ってるようなものが食べたくなくなる。

その日、その後はきゅうりや、すいか、トマトがどうしても食べたくなりました。

あと、寿司!!

からだが旬な物を求める。

排出、デトックスがそのあとも続いてるようで必要だったのだと思います。

胃腸がいったんお休み出来た。

暑いのを暑い!!もう嫌!!と、感じない。

暑さの耐久性が出来た。

(冷房があまり必要ない。でもどこへ行っても冷房効き過ぎだらけの社会だから、なかなか難しい。)

はじめてのからだの感覚で、またやりたい、と素直に思います。



本に書いてあって驚いたのは、子宮癌や子宮筋腫、糖尿病や前立腺癌、その他、病気予備軍である人、その原因となるものが砂浴で出てくること。

本に書いてあるのは、朝8時から、夕方4時まで8時間、続けて3日間続けると、翌日、宿便となって出てくる。

それだけ排出される。

糖尿病の方は甘いにおいがたちこめ、香水をつけてる人は、その香水の香りがして、食べ物に含まれる添加物や環境汚染などによる公害、不要であり、不自然なもの、体で処理できないもの、排出できないで溜まってたものが出てきます。

それは、食事療法でも出なかったもの、断食をして、これで腸もきれいになっただろう、というものも、腰痛と共に(腸の細胞にこびりついた老廃物、毒素。これが癌の元になったりする)これが、剥がれ落ちる痛みと共に、出てくる。

物凄く効果の高い自然療法です。

そして一度、そこで砂療法を行えば、一年は芽も出ず、実もならないで枯れてしまうという。

それだけ、人間には毒素が溜まってる。

自然の海岸の砂は、陽射しも照っているし、風も吹いていて、雨も降ることによって、循環されて、また元に戻ります。

自然って、すごいですねー。



わたしが、これを知って、感動したのは、人間って、それだけの毒素を溜め込んでも、生きているし、対応している、適応している、その力。生命力のすごさ。

でもその自らも知り得ない力に甘えて、病気になって、傲慢になって、病気を恨むということ。

慢心、申し訳なさ。懺悔。

病気は、体が、耐えに耐えて、それでもなってしまった、自然に反する生活をした事を振り返る事だと思います。

不自然に生きるのは、人間の業なのかもしれません。むしろ、それも自然なのでしょうか。



とにもかくにも、砂療法は良いですよ。

海は好きですが、こんなつきあい方があるとは知りませんでした。

地球にこの身が入ってる。

波にのってるときも、そう感じたりしたことががありました。

時とともに、変わらずそこにあるのに、向き合い方、つきあい方、そのものの見方って変わってゆくのですね。





合掌

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