Bhoktr

ヨガとからだとこころのブログ

今年の抱負

今年のテーマ。

 

結果はこだわらないにしても何かに向かって走り続けたり、目指すこと、その過程がたいせつである、と思っています。

出来る、出来ない、出来た、出来なかった、色々あると思われますけど、自然と、心が、そうであるとイイなーとか、そうなるといいなー、と言うことに素直であるのは心身にも良いことです。

そもそも出来る、出来ない、ものさしの価値観も自分が決めたものであるから、良し悪しもナシ。

そうしたいから、する、そうなった、だけです。

因果応報。因縁。

当たり前ですが、人として、人となりは根底に置きつつです。

 

 

今年は、体はもちろんのこと、食も気になるところです。

どこかの機会で整体の講習へも参加したいと思っています。

 

 

やればやるほど、ヨガは知らない事がどんどん出てきて、いつもふり出しに戻るような感覚、まだまだ無知であった、と気づかされます。

 

やっぱり、ヨガも、武術も、ルーツはつながっているな、と思うところや、そこから枝分かれしたもの、受け継がれているものをみてゆくと幹や根っこが見えてくるのかな、と思います。

 

体や心のことを知りたい、学びたい、の気持ちから、移り変わって、もうすこし深まりを持ったテーマとして、今、この契機にムクムクと出て来ているものは、文化や伝統というもの。

 

 

ヨガは、現代ですと、一種のエクササイズとして捉えられている面もありますが、 人間の歴史を辿る旅路のようなもの。

生命、宇宙、自然、哲学、宗教、運動生理学、解剖学、健康法、呼吸法、瞑想などなど、あらゆるパーツが組み合わさり、それぞれに彩りを成され、時代によってカラーも変わり、変容して今に至ります。

 

ヨガは、行の哲学といわれ、他の思弁哲学と違い、理論や頭の中だけで捉えられる考え方、価値観、人生観でなく、実際に自分の体を使い、実践してゆく哲学である、とされています。

 

他の教えと違うところは、こんなときにこうしたらよいですよ、と具体的なシチュエーションがあるのでなく、あくまで、自分の人生経験の中で学びなさい、というスタンスです。

1〜10まで教えてくれません。

1〜10は自分自身で気付きなさい、と。

そのコツや、方法は教えますよ、と。

基本と真理は教えるけれども、具体的なやり方や、そのことを学ぶのは自分でしかありません。

子供を突きはなす親の愛ゆえの厳しさと似ています。

可愛子には旅させよ、です。

 

 

ヨガが、エクササイズにとどまらず、人間的な、もっと奥深いところから鍛えることが出来る、しなやかさを持つことが出来る、順応性、才能の開花、自他との協調、調和、etc..という事を尊敬する多くの先生方や周りの方に学びましたが、今後も身を以て体験し続けていきたいな、と思います。

 

 

今年は、ヨガから感じる歴史をこの身体でひしひしと感じながら、文化という、社会からみる文化とは何ぞや、という視点、観点が生まれて来たので、そのところも大事にしつつ、一層精進する所存です。

 

更には、伝統という言葉。

 

経済成長を遂げた表舞台からだと、ちょっと見えづらいような、ひとの心や、生活の中で美しく生まれて引き継がれたものに魅力を感じます。

だから、文化は国や宗教や人種を越えて、ひとの心に響いていくのだと思います。

 

 

 

まだもう少し、答えが先にあるようです。

まだ、新年始まったばかり。楽しみ、楽しみ。

 

 

 

合笑。